朝、いつもより早く目が覚めた。カーテンの隙間から入る光がまだ青くて、部屋の輪郭がゆっくりとほどけていくのを、布団の中からしばらく眺めていた。

急ぐ理由は何もない。けれど早く起きた朝には、一日が少しだけ長くなったような、得をした気分になる。お湯を沸かして、白湯を一杯。窓を開けると、外の空気はまだ夜の冷たさを残していた。

こういう何でもない時間のことを、忘れないうちに書いておきたいと思った。それがこの日記をはじめた理由かもしれない。

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